名古屋の弁護士のブログ

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グーグルアナリティクスの自動データ削除の対応が必要になりました

既に各所で情報が共有されているようですが、2018年5月25日以降、グーグルアナリティクスのデータがユーザーが設定した期間以前のものは自動的に削除される仕様になるようです。

グーグルアナリティクスを利用している方は、昨日ぐらいに「一般データ保護規則(GDPR)に関する重要なお知らせ」というメール、4月12日頃に「[Action Required] Important updates on Google Analytics Data Retention and the General Data Protection Regulation (GDPR)」というメールが着ているはずです。

グーグルアナリティクスのヘルプページにも詳細が記載されています。

「自動的にデータが削除されるまでの保持期間を次のように選択できます。

14 か月
26 か月
38 か月
50 か月
自動的に期限切れにならない

データの保持期間が終了すると、月単位で自動的に削除されます。

保持期間を変更すると、影響を受けるデータは次の月のプロセス中に削除されます。たとえば、26 か月から 14 か月に変更すると、14 か月以上経過したデータは次の月のプロセス中に削除されます。

保持期間を変更すると、変更が適用されるのに 24 時間かかります。この間は変更を元に戻すことができ、データには影響しません。」

データの保持 - アナリティクス ヘルプ*太字・赤字は筆者で変更

デフォルトではデータの保存期間が26ヶ月に設定されているので、自動的にデータが削除されないようにするためには、ユーザーの方で設定する必要があります。

当ブログもグーグルアナリティクスを利用しているので、早速設定をしました。

 設定方法は以下のとおりです。

  1. アナリティクスにログイン
  2. 管理をクリック
  3. 左から2番目のプロパティにあるトラッキング情報-データ保持をクリック
  4. ユーザーデータとイベントデータの保持で「自動的に期限切れにならない」を設定し保存

グーグルアナリティクスの自動削除対応

 

面倒ですが、この操作をアナリティクスに登録している全てのサイトに行う必要があります。

自社サイトなどでグーグルアナリティクスを設定している場合は、速やかに対応した方がよいでしょう。